今日はorbitexのラグの中でも少し変わった素材の物をご紹介していきたいと思います。
まずは、ビスコース素材で作られた
ARABESQUE RUG ORR-15-1
そもそもビスコース(レーヨン)の始まりはフランスで、簡単に言ってしまえば木材から作られる再生繊維ですね。昔から絹はとても高級品だった為、絹の代用品として作られたのがきっかけのようです。レーヨンも高価なんですが、絹程ではないというところがポイントですかね。
レーヨンの名前の由来も光沢「 仏:luster 」と綿「 cotton 」から来ていて、『光る糸』という意味のようです。
昔から多くの一流ブランドを輩出してきたヨーロッパ。そのため綿より色出しが綺麗で、それでいて絹の代用品というくらいに肌触りも良いし光沢もあるといったら、ビスコースレーヨンは当時とても画期的な発明であった事が伺えます。
そしてそれは過去形ではなく、今に引き継がれています。今や下着や衣類だけでなく、ORR-15-1のようにこんなに大きなラグになってしまうんだから驚きです。何とも言えない肌触りでとても気持ちいいラグに仕上がっています。
続いて、ポリエステルフリース素材で作られた
ORR2-1/ORR2-2
今までに無い表情を見せるRINGシリーズ。
どちらも制作方法はフリースをまずロールケーキの様に巻いていきます。そうしてそれを輪切りにカットし、縫製してとめていきます。ラグを作る行程とは思えないですよね!
フリースと言えばお洋服のイメージが強いですが、暖かくて、柔らかくて、ラグになると踏み心地も気持ち良いんです。お色はブラウンとダークブルーの2色展開。ブラウンの場合、まるで年輪のような雰囲気を醸し出し、温かみのある上質な空間へ。ダークブルーの場合、雨の波紋が水面に広がる落ち着いたイメージに。
とても個性的なデザインですが、敷いてみると意外にシックで空間に落ち着きと面白みを同時にプラスしてくれる、そんなラグです。
デザインで選ぶも良し、カラーで選ぶも良し、素材で選ぶも良し、産地で選ぶも良し。
どれをとったって個性的なorbitexのラグ。
有りそうで無かった遊び心の詰まったラグはいかがですか?